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■ ■ ■ シティサイクルの種類 |
いわゆる「婦人車・軽快車」などと呼ばれるものの俗称で、戦後の日本で派生した独特の種類です。台湾などのアジア圏では一部見られますが、欧米オリジナルではあまり見受けられません。
元々はダイヤモンドフレームのごつい荷物運搬用の実用車を、女性など一般庶民にも気軽に乗れるよう少しづつ改良を重ねて出来てきたもの。そのため、設計段階からスタンドやカゴ、荷台が標準装備されており(欧米モデルは基本的にスタンドは無し)場所を選ばずに自立させておくことができます。
しかもトップチューブをサドル寄りではなくクランク軸寄りに低く設定したり弓型にしたりと、フレームを大跨ぎする事なくスカートでも手軽に乗れるように作られたことで圧倒的に主婦層に支持され、当初、現在の車くらい高価だった自転車も次第に求めやすい値段になり、一家に一台の自転車は必然的にママチャリに。その気軽さゆえ“生活の足”として日本人に無くてはならない存在となっています。
ただその気軽さ、安さが逆にアダとなり、この半世紀の間に交通ルール無視や放置自転車などが横行し深刻な社会問題となっています。
フレームをはじめとしてデザインの幅が非常に広く、概ね泥よけ・前カゴ・後ろ荷台・スタンド・チェーンカバー・ライトなどが装備され、サスは基本的には無く、無段変速から3段内装変速くらいのモデルが一般的です。重装備はもとより安価な素材で強度をもたせる為、総重量は18〜25kgと結構重め。
最近ではミヤタなどから10kgクラスの超軽量フレームのママチャリも発売されています。
このタイプの自転車は一般のママチャリよりもスポーツモデル寄りで、クロスバイクと通じるところがありますが、クロスバイクが一文字ハンドルを装備した重めのロードレーサーといった感じなのに対し、より乗りやすく快適さを求めたものになっています。コンフォートモデルはサドルが肉厚だったりゲル入りのものがあったり、ハンドルバーの高さが調節できてポジション調整が容易だったり。中には前のみ、もしくは前後にサスペンションの付いたものもあったりします。また変速も後輪だけでも7〜8段など、3段以上の外装のものが多いようです。変速は外装タイプのほかにも、後輪のハブの中に内装されたギアで変速する内装多段変速のモデルもポピュラーです。ただし車種によっては快適さをおごってママチャリとさほど変わらぬ重さのものもあったり、またスポーツバイク用のパーツを使ったりして値段もそれなりに張るものもあります。フィットネスはシンプルでロードレーサーやクロスバイクのイメージがより強いタイプです。クロスバイクが通勤など実用性を匂わせるのに対し、フィットネスバイクはもう少しピュアに自転車に乗る事その物を楽しむ為のモデルといえるかも知れません。がしかし、現在ではこれらのカテゴリがかなりクロスリンクしており、一概にこれはクロス、これはコンフォートなどと分けられなくなってきているのも事実です。
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■ ■ ■ フォールディングバイクの種類 |
フォールディング=折り重ねる。つまり折り畳める自転車の事を総称してフォールディングバイクといいます。近年の折畳み自転車は小径車が多い為ミニベロと混同されますが、フォールディングバイクの定義にタイヤ・フレームサイズは関係ありません。ブリヂストンのグラントレックなど、700Cのタイヤを履いたロード系フィットネスモデルや、かの片山右京プロデュース、UGOなどのMTBルックモデルなども折り畳み機構があるのでフォールディングバイクです。
高級フォールディングバイクの有名どころでは、ブロンプトンやフランクミューラーのBD-1、アレックスモールトンなどがあります。(※同種でも畳めないラインナップがあります。)
最初は面白がっていじり回すものの、畳む動作が面倒くさくなってきて何年も畳む事なく使っている人はけっこう多いもの。
普通に乗るのであれば、無理に折畳みにこだわらずにノーマルな自転車を選んだほうが、軽くてしっかりしたモノを選べたりもします。
折畳み以外に、フレームが完全に分かれてしまう分割式があります。印籠継ぎの釣り竿などと同じようにパイプ同士を継ぎ合わせる事によって接合剛性と自然なフレックス(たわみ)を両立しています。もともとはランドナーをより持ち運びしやすくする為に作られたモデルでデモンターブルと称され、シートステーを中心に前三角と、シートステーを含む後ろ三角に分離します。
デモンターブルとは少し趣向が違いますが、最近のブリヂストンモールトンなども分割式の仲間です。構造上フレーム精度や強度の面からどちらかといえば高級バイクに採用され、採用機種もそう多く無いのが現状です。
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■ ■ ■ ミニベロ |
一般に24インチ以下、概ね16〜22インチ程度の小径車のことをミニベロ(ヴェロ)と呼んでいます。
子供用の自転車も含め、単に小さいだけのものはいくらでもありますが、事実上一般的にミニベロと呼称されるモデルはロードモデルに匹敵するほどの機動性能と軽さを持ち合わせたスポーツ車のことを指します(そのほとんどがロードタイプ)。
フロントギアは大きく、多段変速を装備、前傾姿勢のポジションなど、まさにコンパクトロードといった様相です。(※ハンドルバーはストレートタイプの物も多数有り。)また構造上ヘッドパイプの長いものが多いようです。
前述フォールディングバイク内の、アレックスモールトン・BD-1・GIANTのMR-4などもミニベロの仲間です。
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